私が安田章大くんに落ちるまで-関ジャニ∞を認識した日-
ふと、一度自担と出会った時のことを書いてみようと思ったので書いてみます。
行間の開け方下手くそ…
ジャニーズに全く興味がなかった私が
ジャニーズに興味を持ったのは高校2年生の時。
私たちの学校は2年でクラス替え後、3年もそのまま持ち上がりという学校だった。
2年で同じクラスになり3年も同じクラスが確定したよく話す友達がJUMP知念侑李担だった。
またもう1人、1年から同じクラスで出席番号で並んだ時隣になったりと普通に話す友達もJUMP有岡大貴担だった。
2人は同じJUMP担でありよく話してる姿を1年の時から見かけていた。
私は1年時2人とは別グループにいた。
その当時AAAファンである友達に勧められて見始めた
キズナ合宿というものを見て與真司郎の沼に入っていた。
私の世界で関西弁を話す人物は名探偵コナンの推しである服部平次だけであり、現実世界で実際にナチュラルに話している関西弁の心地良さ。爽やかでシュッとした王子様の顔から発せられる関西弁のギャップにそのまま沼に落ちて行った。
2年になってもわたしはaヲタであった。
しかし、aヲタがいないクラスになり自然と仲間内の話はジャニーズになっていた。
私の席は席替えの際に最前列を指定していたため移動はなくほぼ2年間隣にJUMP知念担。その後ろにJUMP有岡担。私の後ろに新たに同じクラスになったNEWS手越担がいた。JUMP担2人の後ろには私と常に行動を共にしていた友人Sがいた。
友人Sはミーハーでありお金をすぐ落とすオタクだったためまんまとJUMPの八乙女光くんに落ちていた。(ハマり始めて1週間でセブンくじをロット買いしてた)
常にこの5人でいたため、ジャニーズの話以外になることは不可避だったのだ。
その頃公開を控えていた映画
「図書館戦争 THE LAST MISSION」に先駆け、
「図書館戦争」
「図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ」の地上波公開。
合わせたかのように月ごとの課題図書が「図書館戦争」だった。本を読み、まんまと心の中は堂上教官一色。
地上波放送1週間前から図書館戦争シリーズを読み始め前日に全て読み終えた私は、満を持して地上波放送に挑んだ。正直私の中で完成していた堂上教官。岡田准一の堂上教官を受け入れられるのだろうかとドキドキしながら待つテレビ画面の前。
堂上教官だった。
私の中のそのまんま、笠原郁と堂上教官そのものの空気感だった。そして私は岡田准一がジャニーズであるということを忘れた。私の見る画面の中はあまりにも物語そのまま図書館戦争の世界だった。
ジャニーズといえば細マッチョでやたら顔がいい集団のイメージだったが、それを打ち壊された。
岡田准一の厚く無駄な動きのない戦いのための体。
表情ひとつとっても命をかける教官そのものだった。
公式との世界観が一致した私は次の日の
「図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ」をまだかまだかと正座待機。
リアタイで見た後そのまま図書館戦争にのめり込んで行った。二次創作を血眼になって探すほどに。
学校にて、私が岡田准一にハマったと知った知念担はV6にも詳しかったため、CDを貸しオススメの曲、見た方が良いものを丁寧に教えてくれた。 私自身もとりあえずと岡田准一の出演作品 「SP」「木更津キャッツアイ」「東京タワー」 「おと・な・り」「永遠の0」を履修した。ダメだった
私はシュッとした細い岡田准一がどタイプだったのだ。合間に息を抜こうと学校へ行こうを見た。無理だった。
修学旅行は何十回見たのか、愛してるよゲームでは何度画面越しに照れたのか、あまりにも...若かりし頃の岡田准一の破壊度と言ったら…
自ら堂上教官に頭を撫でてもらっているクソコラ画像を作ってしまうほどだった。
またその頃、仲間内で流行っていたものがみのりかリズム、愛してるよゲーム、1番熱狂していたのがジャニーズ所属者たちの写真を並べたgifだった。
gifをタッチするとコロコロ変わる画面が止まり、現れる多彩なジャニーズの面々。
私はジャニーズの存在はしっていたが、グループ名のみ、顔と名前は一致しておらず、むしろ顔を知っていたら良い方という程ジャニーズは異世界だったのだ。
(ちなみに生田斗真がジャニーズであることもこの時に初めて知った。)
このgifを使い、「私のおじさん!」「私の彼氏!」
「私のお父さん!」「私の孫!」と欲望の念を込めながらタップし、日々系統迷子年齢無視の家族設計をしていくゲームに熱中していた(低燃費)。
ある日から「今日の推し!」が加わり、自分の引いた推し2人のイチオシ画像をその日1日ロック&ホーム画面にするようになった。
私はジャニーズとは別世界だったのでその日に初めて名前と顔を知った人が画面いっぱいに映っていた。(ホームにマッチ先輩ロックに玉森裕太くんという謎の世界観...)
そんな友達の協力・努力(?)の甲斐あって1ヵ月後にはほぼ全てのグループメンバーの名前をフルネームで言えるようになっていた。
ちなみにそのゲーム時の現自担安田章大くんのことはよく覚えていない。
時期的に侍唄くらいの頃だろうとアー写を見返してみたがピンとも来ない。
そういえば、ジャニーズを好きになって特番の音楽番組を見るのが楽しみで、家で1人名前当てゲームをしていた。
しかし彼はコロコロ髪型が変わるので見つけるのに苦労していた気がする。
当時は友達の推しのJUMPやNEWS、V6を中心に見ていたのもあるが…
まぁ、そんなこんなで1人1人を覚えながら日々ジャニーズを摂取していたが、ある日知念担に
「〇〇は関ジャニに絶対ハマると思うからCD持ってきた。」
と言われてCDを貸してくれた。それは彼女も友達から布教のために渡された友達セレクトのCD2枚だった。 早速家に帰り携帯の中へ入れたが初めて聞いた時、
すばるの声が突き抜けて私の耳へ入ってきた。
どうしても、1曲全部聞き続けることが出来なかった。
決して下手だと言っているわけでは無い。
聞いたことの無い熱くて叫ぶような声がずっと耳に残って離れない。私が初めてAAAの宇野ちゃんの声を聞いた時も同じだった。一度聴いたら忘れられない。
入ってくる声は私の中にない特異なもので、それは違和感となり私の体に入ってきた。慣れないものが入ってくる感覚が正直嫌だった。初めてタピオカを飲んだ時のように。未知との遭遇。
だけどこれは私にとってどんどんハマっていく予兆であったと最近になって気がついた。
自分の中の違和感をもう一度、もう一度と、少しずつ少しずつ取り入れてくことで気がつけば抜け出せないものになっていくのだ。
しかしその頃はまだすばるの声を自ら聴きに行くことはできなかった。でも彼の声は一曲も聴き終えられなかった私にずっと残る爪痕を残した。
私はCDを貸してくれた友人にも正直に曲を1曲も聴けなかったことを話した。すると
「でも絶対に好きになるから。」
と午前で授業が終わるテスト期間に、カラオケに誘ってくれた。JUMPの曲やV6を中心に。 そんな中友人が入れた曲
「WASABI」
なにこの曲名(笑)と笑いながら彼女が歌い始めた。
何これ。
かっこいい略奪愛?!
「誰かのモンだって かまやしないよ好きになっていいじゃん 君の胸に 不意打ちWASABI」
連れ去ってくれ!!
これが初めて関ジャニの曲を1曲まるまる聞いた時だった。全てが私のツボだった。
タイトルのインパクト。タイトルにかかった歌詞。
ストーリー仕立ての歌詞に弱い私。
ダメもとで今夜会いに来て抱きしめて。
とんでもない名曲、「最高、最高でした。」とスタンディングオベーション。
次の日は鑑賞会を開いてくれた。ホワホワと関ジャニいいなぁと思っていた私が片足を突っ込んだのは間違いなくこの日だった。
初めに8EST「ガチンコ祭り」。
関ジャニに対して持っている一般の我々のイメージ、明るくておどけたカッコイイのにどこか残念な兄ちゃんたち。でも見てるこっちがニコニコしてしまうくらいの仲の良さが伝わってきた。
そして何よりやすくんがかわいい!!!!
女の子が紛れているのかと思った、可愛い顔立ちを引き立てる明るめ茶髪マッシュボブ。仕草でさえかわいい。
姫か?関ジャニサーの姫なのか???
やすばの叩いてかぶってなんて「もう1回見せて」と10回くらい巻き戻してもらった。
かわいい。天使。
悶えた、可愛さに涙が出てきた。現役JK負けた。思い出しても可愛さに涙が出る。あぁ、あれは姫じゃん。そのくせフラッグとる時足速いの。ほんと好き(単純)
すばるくんも叩いてかぶってのとき完璧女の子心配するようにヤスくんの頭撫でたの尊すぎて昇天した。
え、こんなんしてんの?え、これって一般人の私たちが見ていいの?って本気で思った。
そんでただただちょこちょこかわいい。かわいい。髪型も可愛い。ぱっつんすばる。
ひなちゃんをしっかりと認識したのはこの日が初めてで、メンバーに鋭く突っ込んでるけどにっこにっこしてて大好きなんだろうなぁって伝わってきた。
あとタオルで職人さん巻きしてた時顔がかっこよすぎて「ひぇ、え、かっこいい...。むり...。」って呟いてた。
丸ちゃんはえくぼが可愛いずっと笑顔の爽やか青年でちょっとおとぼけ。丸ちゃんがおとぼけるとオレンジオーラがふわって充満して笑顔が伝染してくのが素敵だなって思った。
大倉くんは全力で顔をクシャって笑う、母性。母乳出る。くせの強いジャンケンの出し方も笑いすぎて転げて自慢の(?)お尻見せてくるのも
まもりたい何もかも失くしてでも。
横山さんは1番顔を知っていたンデス。白くて、ものすごく白くて話す時ちょっと上をむく感じ。セクシー。みんなを見守ってとてもお兄ちゃんだなぁと思ったのに笑う時は舌出して誰より笑う。キュート。セクシーなの?キュートなの?どっちが好きなの?
\どっちも最高!!!/
本当に可愛いの大渋滞(泣)
そして錦戸くん。錦戸くんは正直怖かった。
理論派だろうなぁと思う喋り方とかバウバウした成犬シベリアンハスキー。特に横山くんへはガウガウしてた。
ただ眉毛めっちゃ動く。ディズニープリンス??笑うと眉毛すごいことになってる。
と、見る度見る度、仲良し!笑顔!笑い!で溢れててやっぱり陽気な兄ちゃん達だなという印象だった。
ただ、ガチンコ祭り時点からトンチキなのはわかっていたが、まだまだこれは序章にすぎなかった。
ゲームで決まった下位2人。
『『ほほえみデート』』
突然始まった、そして滲み出る男な丸ちゃんにじみ出る甘えた錦戸くん。 え、待ってそこ本当は逆なの?丸ちゃんのが甘えたそうなのに、待って。錦戸くんが甘えた側なの? 錦戸くん、ううん、これは錦戸くんじゃない、りょおちゃん。ねえまって置いてかないで。処理できてない。
待って、ねえ、服とサンダル、嘘でしょう?しかもヤスくん提案(頭抱)?センスよ。このセンス。
好き?好き!だ!!!
私は今何見せられてるの?
これは私でもわかる、
初心者の立ち入る領域ではないと。
映像を見てこんなに体力消耗するものなのかと。
思わず見終わったあとに「すごい...。濃かった。」という感想しか無かった。思わずため息をついてしまっていた。
手を繋ぐときのりょおちょんの嬉しそうな顔と本当に楽しいんだろうなという車内。丸ちゃん特製粕汁。いつもニコニコ隆平...。
見返すのも怖い、私はあれ以来ほほえみデートを見れていない。あれを再生するのには覚悟が必要なのだ。
もうすでに息絶えだえな私を横目に彼女は顔を綻ばせながら再生を続けた。
上位である横山くんのセンター曲「クルトン」のMV&メイキングを。
ねえ、ベージュ系ブレザーに半ズボン白ソックス、浅めの帽子に乗るクルトン。クルクルトントン...。許される?!崇み拝み倒したい(涙)ありがとうございます。
一番最初の衣装ビジュアルで頭殴られて正直覚えていない。
ただ、この人たちいくつ?幼稚園児?保護したい、ひたすら可愛い世界。君のスープで泳ぎたいよ。
浸りつつ、怒涛の時間が終わった。
「ありがとう、」といった私に彼女は「もう1枚見れるよね?」という言葉を放った。
返事をする前にライブが始まった。
7人が並んで空から降りてくる
「霧雨混じりあった都会の真実と嘘 今夜のくちづけは半分半分」
まって、ねえ、待って。この曲。何、かっこいい。ねえ、聞いてない。
面白くてちょっと残念な兄ちゃん達じゃないの?こんな艶やか色っぽくて本能がこの人たちに従えと言ってくる。
真っ黒いスーツで登場した7人のあの瞬間は目をつぶれば今でも鮮明に思い出せる。痺れた、衝撃が強かった。
曲は未履修だったのでその後何を歌っていたか覚えていない。ただ、「浮世踊リビト」のイントロを聞く度に鳥肌が立つ。
そのまま曲は流れ、MCタイムかと思えば突然始まるウインクキラー。
りょおちゃんのあめちゃんはずるいよなぁ???舐め方エロいもん。ふわふわパーマなヤスくんはやっぱり姫だなぁと思いながらウインクめっちゃ雄じゃないですか...。
恐ろしい人達に出会ってしまったと思った。
ウインクキラーの時はエロいのに罰ゲームはテレビ前でうずくまって胸が潰れた。
可愛いのに変な気持ちにさせられるピラミッドも嬉し恥ずかしラブレターも力ずくで私を頭から抑え落としに来た。(∞UPPERSになってから急に分量少ないのは興奮で記憶が飛んでるからです...。)
その日の帰り道はよく覚えていない。
気がついたら家にいた。
それから「学校へ行こう」と「ミッションV6」を見るのが日課だった私の検索画面は「関ジャニクロニクル」と「関パニ」に変わっていた。
一歩一歩関ジャニ沼へ進んではいた…
しかし卒業が近づくと登校日数は減り自宅学習に。大学への準備やらでなかなか友達に会えず…
通り魔のように衝撃を与えそのままびっくりした私を残したまま去っていったあの日
あの日の体力の消耗が怖く深入りしないよう気を張ってゆっくりとまたAAA中心の生活に戻っていった
(ここまで来てまだ堕ちてない...。私はどんだけ心臓に毛が生えてるのか?)